2015/12/26

【映画】スター・ウォーズ フォースの覚醒


公式

【解説】
2005年の「スター・ウォーズ エピソード3 シスの復讐」で新3部作が完結してから10年ぶりに製作・公開されるSF映画の金字塔「スター・ウォーズ」のシリーズ7作目。オリジナル3部作の最終章「ジェダイの帰還」から約30年後を舞台に描かれると言われる、新たな3部作の第1章。テレビシリーズ「LOST」や「スター・トレック」シリーズなどで知られるヒットメーカーのJ・J・エイブラムス監督がメガホンをとり、脚本にはオリジナル3部作の「ジェダイの帰還」「帝国の逆襲」も手がけたローレンス・カスダンも参加。音楽はおなじみのジョン・ウィリアムズ。無名から大抜てきされた新ヒロイン、レイ役のデイジー・リドリーのほか、ジョン・ボヤーガ、アダム・ドライバー、オスカー・アイザック、ドーナル・グリーソンといった新キャストに加え、マーク・ハミル、ハリソン・フォード、キャリー・フィッシャーらオリジナル3部作のメインキャストも登場する。
(映画.comより抜粋)

(以下ネタバレありの感想)

結論だけ言うと大満足。
不満のあるなしは別にしてこれで満足できないファンは「ぼくの考えた最高のスター・ウォーズ」以外はなにを作っても認めないんじゃないの?過去作のお約束的なシーンをオマージュまたはファンサービスと捉えるかただの焼き直しと取るか。やってもやらなくても不満が出る人はいるんだからやったほうがいい。
特に10数年ぶりのシリーズ新作で3部作の序章と考えればここからどう新しいことをしていくかでいいんじゃないかな。
いずれにしても楽しんだもの勝ちなんだから楽しんだ俺は勝ち!

ダース・ベイダーの位置にいるカイロ・レンはソロとレイアの息子でルークの弟子として修行していたがダークサイドに堕ちて悪役になる。ベイダーを崇拝している節がある。ここまではいいが、いかんせんフィジカルもメンタルも弱すぎて悪役として魅力がない。上手くいかないとイライラして周りの物を壊す、剣の修行もフォースの修行もしていないレイに負ける。
唯一良かった点はハン・ソロを殺したこと。でもそこで吹っ切れてメンタルが強化されてそのまま強キャラになるんだと思ったらそうはならなくてなんだかなと…。
これから強くはなっていくんだろうからそこに期待する。

キャプテン・ファズマはイメージでは智勇兼備の美女だったのに実際はかなり間抜けで残念。ちなみに中の人はゲーム・オブ・スローンズのブライニー役の大柄な人らしい・・・イメージと違いすぎる。元部下に脅されてあっさりシールドを解除してしまうところなんかは忠誠心見せろよって感じだ。ハリウッドの作品全般に言えるけどあんまり命を賭けて忠誠を貫くことってないな。
スノークもまだ顔見せ程度だから魅力は一切ない。

ここまで敵側のキャラクターを酷評したが主人公側は魅力的でよかった。特にレイは登場シーンのフルフェイスのカッコよさ。あのまましばらくいて欲しかったくらい。黒人のフィンとレジスタンスのイケメンエースのポーの掛け合いは熱さと面白さがうまく噛み合って今までのスター・ウォーズではなかった良さが出ていた。

レイアが孤軍奮闘している中、ルークもソロも逃げ出しているのはいかなる理由があっても到底納得ができるものではないな。ヒーローというものは仲間を捨ててはいけないんだと古臭い俺なんかは思ってしまう。ましてや、ソロはレイアの夫な訳でなに相変わらず借金取りに追われる生活してんだよと。
ルークは再起のために修行中でソロも実はルークを探していたとかのほうがしっくりくる。けど、よく考えるとオビ=ワンもヨーダも戦いが続いてる中身を隠していたからジェダイはそういうものなのか?

もっと書くことはあるんだけど長くなってくると疲れて書きたくなくなってきてしまう。とりあえず言いたいのは悪い部分ばかり書いたけど悪いのはこれだけなのでやっぱり大満足で間違いない。

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